エコな紙

ストーンペーパーをご存知ですか

ストーンペーパーという言葉を聞いたことがありますか。 印刷業界の方でなければ、まだご存じない方が多い言葉かもしれません。 ストーンペーパーとは、環境にやさしい「石からできた紙」のことです。 原料に石から抽出した無機鉱物粉末を使用しており、木材やケナフなどを一切使用していないので、製造時に森林を伐採する必要がありません。 地球温暖化で森林の伐採が問題視されている昨今、このことは注目に値するといえるでしょう。 また、製造時に水を使用することもないため、排水も全くなく、水質が汚染されることもありません。 このストーンペーパーは、アメリカ、カナダをはじめ、イギリス、フランス、ドイツなどのヨーロッパ各国、オーストラリア、中国など48各国以上で特許を取得しています。

より安全で、自然に優しい印刷を

ストーンペーパーというと、硬い素材をイメージしがちですが、印刷にも適した紙です。 さらに、通常の紙は水分を吸収しますが、ストーンペーパーは水分を吸収しないため、破れにくく、強度もあるのです。非常に耐久性が高いため、浴室や屋外など水回りでも利用出来ます。 また、強度があって破れにくい特性を生かして、地図などのように折り曲げを繰り返す印刷物にも向いているといえるでしょう。 ストーンペーパーは一般のインキで通常のオフセット印刷用が可能で、断裁も通常のパルプ紙と同様にできますので、通常の印刷物のみならず、かなり幅広い用途に使うことができます。 現状では、大量生産されている普通紙に比べて価格の優位性は劣りますが、利用が増加していけば価格も下がることが予想されています。 この、環境に優しい、素晴らしい紙をより多くの方に知っていただければと思います。